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【主婦・ママの確定申告】具体的なやり方を解説します!

こんにちは、まつえです✨

個人事業主やフリーランスになった主婦の方やママの悩みの一つと言えば、『確定申告』がありますよね。

起業したばかりの人や、副業をはじめたばかりの人は「確定申告ってどうしたらいいんだろう?」と悩んでいることと思います😫

「確定申告って、そもそも何!?」
「自分はやらなきゃダメなの!?」
「何からやればいいの!?」

こんな風に、疑問がたくさんあっても「今さら人に聞けない…」って思ってる人も多いでしょう。

そこで今回は、確定申告の基本的なことから方法の種類、申告から納税までの流れがわかるように徹底解説していきます!

個人事業主やフリーランスはもちろん、副業をはじめたばかりの人や、今年の医療費が10万円を超える人なども、ぜひ読んでみてくださいね😊

確定申告って何?

確定申告とは?

「個人で稼いでいる人が、春頃までにやらなきゃいけないこと」みたいなイメージは、みんなあると思います。それで、結局何なの?やらなきゃいけないの?という人も多いと思うので、大事な要点を説明していきますね😊

確定申告とは、あなたの1年間の『稼ぎ』を申告したうえで、それにかかる『税金』を納める手続きのことです。

この世界では、「稼いだら税金を払う」のが決まりになっていますよね。この稼ぎのことを、一般的に『所得』と呼んでいます✨その所得は、主に以下の10種類に分けらます。

  1. 利子所得(銀行預金の利息など)
  2. 配当所得(上場株式の配当金など)
  3. 事業所得(個人事業主、タレントなど)
  4. 不動産所得(家賃収入、駐車場運営など)
  5. 給与所得(会社からもらう給料、ボーナスなど)
  6. 退職所得(退職金、退職一時金など)
  7. 譲渡所得(土地や建物を売って得た利益など)
  8. 山林所得(所有してる山林を売って得た利益など)
  9. 一時所得(賞金、競馬の当たり馬券など)
  10. 雑所得(年金、副業で得た収入など)

1年間で得た10種類の『所得』をまとめて、税金を計算して申告したのち納税する。この一連の流れを、確定申告と呼んでいます😊

会社員の場合は、会社が毎月の給料から所得税を『源泉徴収』し、年末調整によって納税を代行してくれますよね✨だから、基本的には確定申告は不要です。でも、会社員でも「20万円を超える副業所得がある人」や、「医療費控除を受けている人」などは、確定申告が必要な場合がありますよ!

確定申告の期間・期限は?

確定申告しなきゃいけない期間は、1月1日から12月31日までの1年間。さまざまな必要書類をそろえて、次の年の2月16日〜3月15日までの1ヶ月以内に申告・納税します😊

土曜・日曜・国民の祝日・休日にあたったときは、翌日(または翌々日)の月曜日から開始・終了になります。

※2021年3月提出分(令和2年分)の確定申告に限っては、新型ウイルスの影響で4月15日に延長されました。

確定申告書は、提出期限を過ぎてしまっても受け付けてもらえるのですが『期限後申告』の扱いになり、いくつかの不利益が生じてしまいます💦

  • 延滞税がかかる
  • 無申告加算税がかかる
  • 青色申告の承認が取り消しになる
  • 65万円の青色申告特別控除が受けられなくなる

期限内に確定申告をすることが難しいときは、『延納制度』を使って一部の納税を待ってもらうこともできます!でも、年1.6%の割合で利子税がかかってしまうから、その分納税額は高くなりますよ😓

そのため、なるべく期間内に申告・納税できるように、早めに準備しておきましょう!

確定申告が必要な人は?

確定申告をして納税する必要があるのは、『個人事業主』『フリーランス』、または以下の所得があった人全員。会社員の人は、基本的にはしなくていいのですが、前述したように副業収入(20万円以上)あったり医療費控除があった場合には必要なんです💦

  • 事業所得があった人
  • 配当所得があった人
  • 不動産所得があった人
  • 給与所得があった人
  • 退職所得があった人
  • 譲渡所得があった人
  • 山林所得があった人
  • 一時所得があった人
  • 雑所得があった人

会社員でも給与所得の金額が2,000万円を超える人は、確定申告をしなくちゃいけないことになっています💦年度の途中で退職して、年末調整していない人も該当するから気をつけてくださいね!

確定申告の方法

手書き

確定申告の時期になると、税務署に申告書の用紙が置いてありますし、電話をすれば確定申告用紙を郵送してもらうこともできます✨でも、今では『e-Tax』による電子申告の推進や、ペーパーレスによるコスト削減のために配布枚数に限りがある税務署もありますよ!

わざわざ取りに行ったり郵送してもらうだけでなく、自分のパソコンでダウンロードして印刷する方法もあります。税務署や市役所が自宅から遠い人は、行く時間も省けますよ😊

手書きの場合
  • 税務署や市区役所に取りに行く
  • 税務署から取り寄せる
  • 確定申告の時期に開設される申告相談会場で入手する
  • ダウンロードして自宅やコンビニエンスストアで印刷する

確定申告書作成コーナー

『確定申告書作成コーナー』とは、国税庁が提供してる確定申告書の作成サービスのことです✨画面の指示に従って項目を埋めていくだけでよくて、手書きとの違いは計算を自動で行ってくれるところですね😊

ただ、生命保険や住宅ローン、配偶者がいる場合は『控除』と呼ばれる税金を安くできる制度があるから、それらの制度については自分で調べて、書類を見ながら計算して記入していかなきゃいけないからけっこう大変ですよ。

確定申告ソフト

確定申告ソフトは色々な種類があるのですが、指示に沿って入力していけば自動的に計算して確定申告書類を作成してくれるので便利です✨『サポートチャットサービス』がついてるものだったら、わからないことがあればチャットやメールですぐに質問することもできますよ!

会計ソフトは、『インストール型』『クラウド型』の2種類あって、大きな違いは「インストールが必要か、不要か」という点になります。

経理部などがある大きな法人の場合は、インストール型の方が機能が多いから、業績管理や分析をするためにインストール型の方が適してると言えるでしょう。最近は、個人事業主やフリーランスが急激に増えていることもあり、手軽にはじめられて直感的に操作できるクラウド型の方が人気です✨

「毎日、レシートの仕訳するの面倒だな……」という人は、クレジットカードや口座とも連携できて計算ミスも減るから、会計ソフトの導入がオススメです!

確定申告の流れ

①必要な書類などをそろえる

確定申告に行くとなっても、何を持っていけばいいのかわからないと思います💦なので、必要な書類や、そろえないといけない物などをまとめてみました。

必ず必要な書類
  • 確定申告書
  • 収支内訳書・青色申告決算書

確定申告書には『A様式』『B様式』があって、所得の種類によってどちらを使うかが決まります。会社員や年金所得者、一時所得だけの人はA・Bどちらを使ってもいいのですが、個人事業主をはじめとする事業所得を得ている人はB様式になります😊

『収支内訳書・青色申告決算書』は、確定申告書と一緒に提出する書類のことです。

  • 白色申告の人→収支内訳書
  • 青色申告の人→青色申告決算書

必ず必要な物
  • はんこ
  • 口座情報
  • 帳簿、領収書・レシー

はんこは、確定申告書と収支内訳書・青色申告決算書に捺印するのに使います!

もし、源泉徴収などで納めた税金が、本来納めるべき税金の額を上回っていたときに、払いすぎた税金が返ってきます。(還付と呼んでるよ)還付を受けるには、確定申告書に還付される税金の受取口座を記載する必要があるから、銀行口座の通帳などは必ず持っていった方がいいですよ✨

1年間の取引を記録した帳簿があるという場合は、領収書やレシートを内容確認に使うから持っていってくださいね😊それを元に、確定申告書や収支内訳書・青色申告決算書を作成していきます。

必要に応じて必要な書類
  • 医療費控除の明細書
  • 社会保険料控除証明書、寄附金受領証明書 など

1月1日~12月31日に支払った医療費が10万円を超えている場合は、『医療費控除の明細書』を出すことで医療費の控除を受けられるの医療控除の明細書は、国税庁のウェブサイト からダウンロードできますよ!

医療費と同様、社会保険料や生命保険料、地震保険料、寄附金なども、『社会保険料控除証明書』『寄附金受領証明書』などの証明書を提出することで、控除を受けられます✨

提出時に必要な物
  • マイナンバーカードorマイナンバー通知カード
  • マイナンバーが記載されている書類(住民票の写しなど)

確定申告の書類一式を税務署に持っていくときは、『マイナンバーカード』『マイナンバー通知カード』、マイナンバーがわかる書類の提示が必要になります✨郵送する場合でも、写しを添付しなくちゃいけないから、コピーは取っておきましょう!

②帳簿を整理する

帳簿とは、売上や仕入のほか、交通費や通信費といった経費、借入れなど、毎日のお金の流れを記録したものです。すべての事業者は、日々の取引を帳簿に記録し、帳簿と領収書などの関連書類を一定期間保存することが義務づけられていますよ😊

確定申告書や収支内訳書、青色申告決算書は、すべて帳簿を元に作成していきましょう!

※白色申告・・・お小遣い帳を書くのと同じ『単式簿記』形式
※青色申告・・・1つの取引についてお金の動きと、その原因の2つの側面を記載する記帳方式である『複式簿記』形式

青色申告でも、最大65万円の特別控除が不要の場合は、現金出納帳や売・買掛帳、経費帳などを記載する単式簿記でもいいのですが、特別控除額は最大10万円になります。

帳簿は、手書きでもExcelでもいいのですが、手間を省きたいなら確定申告ソフトを利用するのが一番おすすめですよ!複式簿記の知識がなくても、簡単な操作で複式簿記形式の帳簿がオンライン上で作れちゃいます✨

③確定申告書などを提出する

確定申告書と収支内訳書・青色申告決算書の作成が終わって、必要な書類やはんこなどをそろえたら、いよいよ税務署への提出ですよ!

提出方法は、主に以下の4つになります✨

  1. 税務署に直接持参する
  2. e-Taxを利用する
  3. 郵便または信書便で税務署へ郵送する
  4. 税務署の時間外収集箱へ投函する

ただし、青色申告で最大65万円の青色申告特別控除を受けるには、e-Taxによる申告(または会計ソフト保存)をしなければならないんです。税務署への持参や郵送などの場合、特別控除額は最大55万円になってしまうから注意してくださいね😊

確定申告の書類を提出した後で間違いに気づいてしまったときは、提出期間内であれば新しいものを出し直せば大丈夫です✨確定申告は、「期間内の最後に出した確定申告書が、その年の申告書として扱われる」というルールがあるから、訂正したものを出せばOKですよ!

提出期間を過ぎてしまってたら、支払うべき税額が多かったか少なかったかで、それぞれ内容を修正してもらいます。

  • 実際により多く申告していた→『更正の請求』
  • 少なく申告していた→『修正申告』

更正の請求が認められた場合は、払いすぎた現金が還付され、修正申告を行った場合は、修正申告書を提出した日のうちに残りの税金を納付することになりますよ😊

⑤納税する

確定申告書の提出が終わったら、あとは確定申告の期間内に納めるべき税金を納付すれば、確定申告は終了となります。所得税は3月15日、消費税は3月31日が納付の期限日になっているから注意してくださいね!期限日が休日の場合は、休日明けの平日が期限日になりますよ😊

納付方法は、次の中から自分に合ったものを選ぶことができます。

所得税の納付方法
  • ダイレクト納付
  • インターネットバンキング
  • クレジットカード
  • コンビニ
  • 振替

ダイレクト納付

e-Tax上で操作し、預貯金口座からの振替で納付をする、ダイレクト納付をすることができます!ただし、e-Taxで確定申告を行っていて『ダイレクト納付利用届出書』を提出している人のみ利用可能です😊

インターネットバンキング等を利用

e-Taxで確定申告を行っている場合は、インターネットバンキングなどを利用した納付もできます✨

クレジットカード納付

専用のウェブサイト『国税クレジットカードお支払サイト 』を通じて、クレジットカード納付をすることができますよ!

コンビニ納付

コンビニエンスストアで、QRコードまたはバーコードを使って、所得税を納付することも可能です!

※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標

振替納付

納税者名義の預金口座からの口座引き落としで、所得税を納付することもできますよ😊

利用するには、税務署か、預金口座のある金融機関の窓口に『依頼書』を提出する必要があります。

  • 所得税及び復興特別所得税→原則3月15日
  • 消費税及び地方消費税→原則3月31日

口座引き落とし日は、年ごとに国税庁が発表する日(確定申告の場合は4月20日前後)で、この日に引き落としができなかった場合は、期限日の翌日から『延滞税』がかかってしまいます💦

確定申告は、会計ソフトがおすすめ

今の時代、個人事業主やフリーランスになった主婦の方やママさんは増えています😊「確定申告をしなくちゃいけない」とわかっていても、何から手をつけていいかわからなくて迷ってしまう人も多いみたいです💦

でも最近では、インターネットで確定申告を行う人も増えてきたので、便利で手頃な会計ソフトもたくさん出ています!はじめての年は手探りだと思いますが、毎年やるごとに慣れてきますし、税理士さんに聞くという方法もあります😊

まずは会計ソフトを入れてみて、手順に沿ってやってみましょう✨

起業したり副業をはじめたばかりのママさんは、迷うことも多いと思いますが、一緒にかんばっていきましょうね!

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